2009年7月16日木曜日

野人の絵


というわけで、久々に自分の写真を撮ったので、ちょっといじってアップ!

そういえば、会う人会う人にカメラを持ってないことを責められた。
「もったいない」って。
まあ、そうなんだろうけど。
確かにそうだよ。
写真を撮るのは大好きだし。
けど、本当に自分の撮りたい写真を撮ろうと思うと
自分ひとりでは撮れない。


それに、俺がやってることって観光旅行とはちょっと違う。
一つの手段であって、目的ではない。
これわかってくれるかなあ?

と、強がってみたけど、もって行かなかったことは少し悔やまれる。



ふと、携帯電話のことを考えた。
メール一つで約束が出来る時代。
約束を断るのもメール一つ。
約束が軽くなっていったのは間違いのない事実。


写真もそうだ。

撮りなおせる時代。
撮っても消せる。
一枚の写真が軽くなっていったのは間違いのない事実。


交通もそうだ。
300キロの道のりも数時間で行ける時代。
すぐに行ける。
道のりが軽くなっていったのは間違いのない事実。


記憶もそうだ。

簡単に写真に残せる時代。
記憶で忘れても写真が覚えてくれる時代。
一つの景色を見た記憶が軽くなっていくのは間違いのない事実。


便利な世の中
人が生み出した道具は進化していく。
はたしてそれは人間の進化なのか?
退化なのか?


間違いないのは一つ一つの行動が軽くなっていったこと。
しっかり進まなければ、自分という存在すら簡単に忘れてしまうかもしれない。

だから
自分の力で車輪を転がして行くんだ。



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