2009年7月5日日曜日

エコの木

誰かが『地球を守ろう』と言い出した。
最初は一人だけだった。
しばらくすると、人が集まって来た。その人だかりは徐々に増えていった。
エコの木にはいろんな人が集まった。
ついに、エゴイスト達がエコの木の蜜に群がり始めた。

ここ日本ではエコの安売りが始まった。
なんでも『エコ○○○』
国をあげてのエコ活動が始まった。


屋久島に来て感じたことがある。
自然は地球は治癒能力が抜群に高い。
人間の感覚では長くても100年先のことしか考えれないだろう。
自然や地球は人の尺度で計るには少々スケールがデカすぎる。

エコは人間のエゴではないか?
人間の営みも一つの自然ではないか?
自然をどうにかしようとするのは人間のおごりではないか?

人間の営みもまた地球の活動の一つではないか?


そんなことを自問自答しながら、島を周り、山を登った。


確信した
僕はエコキャンペーンがあまり好きではない。

それが当たり前になってしまうまでの辛抱だ。

確信した。
自然はデカい。
人間は小さい。


自分に出来ることは小さな一つ一つを積み重ねることだけしかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

つぶやき。