2009年8月31日月曜日

さて。次。


8月最後の今日。
天晴れ、晴れ男の僕が去った関東では台風が来ているそうだ。

九州でも同じような感じだった。
土砂災害もあった。

だから、少し不安はある。
関東で会った人々の無事を祈る。

その関東にいた日々はとても素敵なことばかりだった。

想像よりも千葉の海は綺麗だったし、
想像よりも人は温かい。

知らない人ばかりだから、
自分から知りたいと思えば絶対に広がっていくだろう。
自分が求めた通りのことが出来るかどうかは自分次第。

僕の通っていた高校の校訓を思い出す。

「厳にして、自由」

本当に未来は僕等の手の中です。

自転車にまたがり、
バックパックを背負って、
ギターを片手に。
次はどこを目指そうか。

猪突猛進。
ただ前に進む。
そこから、発信しながら進むことへ
シフトを変える時だろう。

誰も見たことのない世界を自分の中に作りたい。

2009年8月30日日曜日

さようなら東京

6日間の東京ツーリングツアーが終わった。
東京という街への途中、膝が痛くて、漕げなくて、押していった。
何組もチャリ旅中の人とすれ違った。

東京という街では道を間違えて、来た道を戻った。
自転車人口も多かった。
友達や街の人にいっぱい助けてもらった。


二号機は僕に素敵な出会いをたくさん与えてくれた。
また良い経験が出来た。

前回の旅、今回の小旅。
俺は何か変わったか?
何か一つやれば、何か一つ変わるんだ。

だから、ここで止まってはいられない。

『今やらずにいつやるんだ』

今、僕の心を揺さぶる言葉
それはずっと前から自分の中にあった。
ずっと忘れていた。
一つ一つ、又、心に刻んで、走りだそう。

勇気を持って。ゴリ君

2009年8月26日水曜日

東京コンクリートジャングル

東京の何が魅力かって人なのかもしれない。

いろんな人が、
いろんなこと考えて、
いろんなことやって、
いろんなことが生まれ、
いろんなことが消えた。

そうやって、何百年間もこの街は続いている。

2009年8月24日月曜日

英語わかりません。

山を下っていると、スケボーみたいな板を片手にデッカいバックパックを背負った疲れ切った表情の男性とすれ違った。
見た感じ英語圏の国から来たっぽい。

とりあえず、僕は止まって話しかけた。
まあ、英語喋れないけど(笑)

彼は北海道から青森、宮城と南下してきて、今は西に向かっているよーだ。
寝る場所も行く先も決まってなくて、ひたすら歩いているそうだ。俺と会った場所なんてただの山。ひたすら山。歩いたらどうなることか…。おぉ怖い…。
よく見ると彼は顔や体が傷だらけ。眉は縫ってあるし、右手には包帯…。彼は『俺は危険なことやってんだ』って言ってた。何をやってんのかはわからなかったが……
まさか…まさか、あの板で坂下ってねえよな〜。おぉ怖い…。

最後に『良い旅を』とお互いに言って別れた。


疲れていたが、人と話して少し元気になった。
英語話せたらもっと楽しかっただろうな〜。

キリがねー!

お昼の一枚。
何度見てもキリがねー!
東京201キロって…。
もう少し近いとこ表示してよ…。
膝がめちゃめちゃ痛い。
体力はあるのに走れない。

やっぱり公園。

休憩は公園が一番。
静かだし、日陰あるし、ベンチあるし、水もあるし、トイレもある!
が、市街地に迷い込んでしまいました…

なんか違う。
なんか違うんだけど、何かわからない。
多分、知ってるから出来ないことと、知ってるから出来ることの境に迷い込んでるんだと思う。

さて、そろそろ出発しますか〜

2009年8月22日土曜日

次!

東へ。

二号機ちゃんのパーツも揃ったし、

家にいても何もつかめないし。

せっかくだし、

お台場のガンダムでも見とこうかな。

見かけたら声かけてください。

2009年8月21日金曜日

素敵な出会い ~ Wonderful meeting ~

18日から3日間、30人位の人々と山里へ行ってました。
もちろん全員知らない人。
愛知県の人が多かったけど、三重や奈良、和歌山、遠くは長崎からも来てる人もいた。
年齢もバラバラで22歳~38歳位までの集まり。

初めは緊張もあり、あまり話さなかったけど、
日に日に打ち解けていき、段々と色んな話をするようになった。
色んな人がいて、とても刺激になった。
一番印象的だったのはバックパッカー経験者が多くてビックリしたこと。
僕が聞いた中でも7,8人はいたと思う。
集まった人々の二割強がバックパッカー経験者ってすごい濃い笑

アジアを1年近く回った人
アイルランドからスタートした人
カナダへ奉公(?)みたいに出てた人
ジャカルタへ行ってた人
そういえば、屋久島へ行った人も5人くらいいたな。

今まで知り合った人を思い返しても
こんな高密度な変わり者の集団はなかなかない笑

何人かには好きな本や映画、音楽を聞いた。
自分が知ってる作家やアーティストはあんまり出てこなくて、
良いネタ仕入れた感♪
絶対に読もう。観よう。聴こう。


解散後、寂しがり屋の僕は「お茶しに行こう」と声をかけた。
全員は無理でしたが10人位で集まってお茶しました。
改めて話してとても楽しかったな。

しばらくはお互いに連絡をしづらい状態なので、
来月入ったらもう一度連絡してみよう。

偶然集まった人々は本当に大切にしたい。


今年は本当に良い出会いが多い。

一歩進んだら、ここまで世界が変わるのか。

後は自分だけだ。

さああああああ~~~~!!!!

やるぞ。

imagine

ここは日本。
英語よりも日本語の方が体に入りやすい。


imagine


ジョン・レノン

ここにもいますよ。いたんですよ。
声がないわけじゃない。
声を出す勇気が足りないだけ。
そんな人はそこら中にいる。
一歩踏み出してみましょうか。

あの人の歌声に乗せて。

2009年8月16日日曜日

read a book part2 「スノードーム」by A・シアラー




読み終わった後、なんとなくニコっとしてしまった。

ハッピーエンドなのに、ハッピーエンドじゃない。
ハッピーエンドじゃないのに、ハッピーエンド。

有り得そうなんだけど、有り得ない。
有り得ない話なんだけど、有り得そう。
そんな話。

こういうのって、普通の人生じゃなそうだけど、
こういうのが普通の人生なんだと思う。

新しい自分の話



髭を剃りました。

自分の旅は自分の金で。

僕は働くしかないのです。



みんなは何のために働いてるんだろう。

きっと色んな理由があるだろう。


僕は旅のために働くわけじゃない。

自分のために働く。

旅は僕の全てではない。

それは一つの要素に過ぎない。



自分を大切にしたら、

それはとても人のためになる。

もっと自分を大切にしよう。

2009年8月13日木曜日

新しい自転車の話3 と 鯨と鯱



ペダルとサイクルコンピューターが届きました。

ペダル
シンプルな逸品。
ミカシマのシルバンロード。

サイクルコンピューター
ナイトライトは必須。
ワイヤレスでケイデンス付。
という条件。
夜間走行が多いのでライトは絶対に譲れない。
僕はレースに出る気はまったくないのでケイデンスは必要なさそうだけど、
絶対に欲しかった!
走っている時に目安としてどうしても欲しかった。
自分がどれくらいのペースでこげば疲れないか。
そういうのを知るために欲しかった。
でも、この条件で探してたら高いんですね。
で、悩んでいたら店長さんが「これ特価でいいよ!」
と、条件にあてはまる商品を半額で売ってくれました!
今、取り付けも完了してテスト走行してきました。
最高です。

先日、パーティーで東京在住の方々と知り合いました。
せっかくなので、二号機で東京へ遊びに行こうと思います。

日程は来週末着をめどにスタートしようかと思っています。

ホントに僕は懲りません。


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母方の実家へお墓参りに行ってきました。
熊野古道で最近話題?の街へ。
※今回はわけあって自動車です。

で、せっかくなので勝浦は太地鯨公園へ行ってきた。
観光は自転車旅の時にはする気が起こらなかったんだけど、
やっぱり寄り道はした方が良いいね!

鯨でかい!!!


シャチ大好き!!!

2009年8月10日月曜日

新しい自転車の話2 ~ MASI SPECIALE ROAD LUG LTD ~

無事に帰りました。
予定が少し変更になり、早めの帰宅。


先日、二号機を乗ってみました。
とりあえず、7日にどう~~~しても乗りたかったので、その時点で揃ってたパーツで組み立ててもらいました。

乗った感じは確かに違うように感じる。
初号機よりも乗り出しがスーっと行く感じがある。
あと、ラグドフレームだから素敵♪

※もう少しまともなインプレッション的なこと書けたらいいけど、そんなの無理!!!

後は、ホイールとペダルとヘルメットとサイクルコンピューターが届いたら、組み立て直して・・・。
また出かけるぞ!!!!!!
うーーん楽しみ♪(懲りてませんから!!)

と、結局前の話とまったく同じ内容になってしまった。


何よりも愛せるかどうか不安だったけど、乗ってみてそんな不安も吹っ飛んだ。
初号機の魂を受け継いで、また、俺をどこまでも連れて行ってくれ!


※このフレームセットはカラーバリエーション増やして販売したらもっと売れると思うな。
来年はこのフレームセットに力を入れて欲しいな。
で、カラーは毎年違う色。
一度使ったカラーは二度と使わない。(似たような色ならOK)
こうすれば、もっとクロモリバイクの人気が出ると思うな。
そうやってチャリ人口が増えるのは楽しみです。

2009年8月7日金曜日

鬼太蔵!新しい自転車の話1 SPECIALE ROAD LUG LTD

到着。ニューマシン。

パッと見は色が黒くなっただけ・・・。
でも、ラグドフレーム!!!(初号機よりグレードアップ)
あと、やや、細くなってる。
軽くなってる!!(気がする・・・。)

リアディレイラーをシマノ105に変更。
フロントも105に変更。
ティアグラからグレードアップ!
気持ち的になんか嬉しい笑

注文前、フレームカラーがブラックっていうのが、
少し気になっていたが、、、
組み立てみると、これはかっこいい!!
しかも、限定50台。
ってことは、、、、
日本で俺以外に乗ってる人は49人。(完売してたら)
その中で俺みたいに旅する人となったら、、、、
4,5人か!?
いやー、なんか優越感。

■SPECIALE ROAD LUG LTD
イタリアンロードの名門MASI(マジィ)
正確に言うならUS MASIかな!?
ラグドタイプのクロモリフレーム。
素 材:マジィオリジナルクロモリバテッドチューブ
サイズ:49、51、53、56 カラー:グロスブラック 価 格:8万1900円(税込) ※50台限定販売

詳しい情報はこちら←別に詳しくない・・・。

US MASIのクロモリ自転車は何故か評判が良いです。(乗った人からは。)
悪く言う人もいますが、それは目的の違いから来るんだと思う。

クロモリフレームなら
イタリアのコルナゴやチネリやデローザ、
日本のケルビウムとか、
そういうのもいつか乗ってみたいって願望はある。

カーボンやアルミ、チタンとか
最新の自転車も乗ってみたら
全然違ってとても魅力を感じた。
速いし、軽いし、かっこいい!

でも、今の僕が自転車に求めるモノは
スピードよりも
もっと違う別の何かなんだよね。

さあ、次の旅を考えようか。

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アスカラ ワタクシハ 
マタ シバラク タビニデマス
ネンニ イチドノ ヒニチジョウ

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2009年8月5日水曜日

大きな声で言えないこと。

旅で記録した最高瞬間速度。
下手したら車よりも早いって話で・・・。
あまり大きい声では言えません。


熊本は杖立温泉から212号線をひた走り
東峰村を越え、小石原の道の駅を越え
もうちょっと行ったあたりの坂。

今思い返せば、
少し雨がパラついてて、
路面も良くなかった。

怖いものを知らないからいける。

二度転んだ今。
果たしてそれが出来るか。。。

知っているから、出きることがある。

タキノウラ

滝の裏に入ったのは東京ディズニーランド以来か。


こういうところは
何時間もいることが出来る。
けして飽きることはない。

留まることを知らない水の流れは
常に変化し続ける。

世捨て人の気持ちは
こんな感じなんだろうか。

指宿の方!?

友達に連れて行ってもらった。
干潮になると歩いて行ける島。

小さい島の不思議。
上手くいえないが、
生命が凝縮されて、
そこでしか成り立たない
独自の文化があるように感じる。

僕の目には植物の生え方も
どこか異様に見え、
けして、綺麗とは言い難い。
それがまた生命力の強さを感じさせる。


そう考えたら、『日本』は島国だ。
独自な文化が栄える可能性はあるんだな。
※僕の感覚ではだけど笑

2009年8月4日火曜日

次の旅。

交換するフレーム&パーツを注文してきました。
・フレーム(これが一番ショック…。)
・リアディレイラー
・ペダル
他のパーツ類は使えるということだったので、この三つを交換します。
補償金内で納まればホイールも変える予定。

フレーム交換って新しく買い換えるのと同じ。
だからフレームは本当に悩んだ。
悩んだ結果・・・。お楽しみに♪


何度考えてもチャリに対する思い入れ、修理の手間や時間も考慮すると完全に当たられ損でス。
当てた側も良い事ないしね。
点数は引かれる、保険金はあがる、免許の書き換えの時時間かかる。
なんも良い事ない。
事故には気をつけましょう。

ちょっとのことで変わる。
一瞬で結果は変わる。
判断は間違えないように生きたい。

※懲りてないので、自転車が直ったら、東へ向かおうと計画中です。

田舎に泊まろう的なこと。パート6

翌朝、6時頃に目が覚めた。
やや頭が重い。二日酔い気味かな・・・。
二度寝。。。。

ハッと気が付くと8時だった。
もう寝れそうにない。
しかし、「明日起こしてね!」と頼んだから下手に部屋を出ることは出来ない。
と、ゴロゴロしていたら、扉が開いた。

起こしに来てくれた!

もう学校へ行く準備をしていた。
赤白帽子を被って(もちろんゴムもとめて!)、服を着て、ランドセルしょって・・・。

「おはよー」と朝のご挨拶。
彼女はもう学校へ行かなければならない。
名残惜しそうに、僕を見ている。
「学校を休む!」と・・・。困った。
「手紙書くからね!返事書いてよ!バイバイ!」と約束をしてお別れをした。

一階に下りリビングへ行った。
みんな登校した後だった。
もう少し早く起きて話せばよかったな。。。

お父さんはお休みでお母さんと2人でリビングでくつろいでいた。
僕もそこにいれてもらった。
お母さんが朝食の準備をしてくれている。
これまた、久々にまともな朝食らしい朝食を食べた。
「う、旨い」ぺろりと食べて、団欒♪

「今朝の雰囲気がいつもと違った。活気があった。」
というような話をお母さんから聞いた。
一番下の子に至っては「今日は学校休む!」と言っていたそうだ。

ボートの大会でずっと疲れてずっと寝ていた次男とは会っていないんだけど、
彼も朝玄関に置いてある僕の自転車を見て
「あの自転車は何??」とお父さんと話したそうだ。

話が一段落したところで、焼酎を買いに行くことになった。
お父さんと2人でドライブ。
お父さんの仕事の話を聞いたり(それまで知らなかった笑)、自転車の話をしたり、
色々と話をした。
焼酎も買い、西郷隆盛の像を見て、酒蔵に寄ったりして帰った。
その日は友達と会う約束をしていたので、
友達が来るまで待たせてもらうことにした。
その間、また自転車の話をした笑(またかよ!)

お父さんは新しいホイールが欲しいみたいで、
お母さんからOKをもらえるように
何度も何度も言っていた笑

そして、友達が到着し、自転車を積んで、お別れをした。


おわり

一つ心残りなことは写真を撮らなかったことだ・・・。
この時ばかりはデジカメを持っていなかったことを後悔した・・・・。

僕は誰かから何かをしてもらった時、
どうしていいのかわからない。とても嬉しいんだけど、
それをどう表現していいかわかんないだよな・・・。
受け取る余裕も今後の僕には必要なのだと教えてくれたんだろうな。

お父さんは良い意味で子供っぽい。
お母さんもそんなお父さんが好きみたい。

そんな愛情一杯の二人に育てられた子供達は
皆、明るく、人懐っこく、やさしく、元気だ。

こんな素敵な家族に出会えたことはとても幸せなこと。
お父さん、お母さん、子供達と、またどこかで会いたいな。
その時はもちろん、みんなで自転車に乗って旅に行きたい。

2009年8月2日日曜日

listen to a music part.1 「Dont forget our youth」by SUPER STUPID

中古CD屋で激安価格で販売していたので
ついつい買ってしまった。
※当時も持っていたが友人へ貸したりしているうちに所在不明になった・・・。

高校の頃に聞いた音楽、バンドの一つ。
何度も聞いて歌っていた。
今聞いても、歌詞は浮かぶ
楽器は弾きたくなる

タイトルが示す「俺達の青春を忘れんな!」
忘れてない。体の中に染み付いているようだ。

当時、憧れて追っかけて、
手探りで、真似して色んなことをやりました。

意味をわかってない言葉を
無意識に何度も何度も歌っていた。

しばらく彼らの音楽から遠ざかって、
色んな音楽を聴きました。
色んなことをやりました。

気が付けば、僕も27歳。
当時の彼らと同年代くらいだろうか。

10年前に蒔いてもらった言葉の種が芽生えて来たのか
同じようなことを言っている自分がいる

辿り着く答えはみんな同じなんだろな

真実は自分自身の中にあり、
真実は自分自身で作る。


それがロックってもんでしょ?




※ジャッキー大高さんは今何やってんだろうな。
めちゃかっこいい。

read a book part1 「予知夢」by 東野圭吾

「科学の世界では突出した偶然を必然と考えるんだ。」

主人公の刑事と
友人の大学助教授の会話で出てくる一言。

偶然を偶然だったと捉えるのか
偶然を必然だったと捉えるのか

大切なものを、大事なことを
掴み損ねるか、掴み取るか

見失わない世界を自分の中に
作り上げたい。

2009年8月1日土曜日

田舎に泊まろう的なこと。パート5

サイクルトレーナーの試乗も一段落した。

そこで、お父さんが「おいしい焼酎あるから飲もう!」
と、またお誘い。
ここまで来ると僕も少しほろ酔いでいい気分だったから
「是非♪」と、頂くことに。
初めて見る銘柄だったが、とても上手かった。
よく見ると某プレミア焼酎の名前がチラリ。

「あ、これ、もしかして、あの蔵が作った焼酎ですか?」
「そうなんだよ!これ、ホントに美味しいから、これ飲んじゃうと他の焼酎がなかなか飲めなくなるよ。
手に入るから明日買いに行く?」
「あ、じゃあ、是非!」と明日の約束までうっかりしちゃった。

と、玄関の扉が開く音がした。
長男が帰宅したようだ。

三男、四男、末っ子の三人がイタズラが悪戯を思いつく。
僕に「普通にお帰りって言って!」と頼む。
どうやら、僕はもともとこの家の住人である設定のようだ。

完全に浮浪者みたいななりだった僕もかなり受け入れられている様子。
悪戯に乗ってみた。悪戯大好きなんです。笑

リビングの扉が開いた。
みんなで「おかえりー♪」
子供達はみんなクスクス笑いながら、兄の帰宅を迎える。
僕は扉の一番近くのソファーで座っていた。
僕を見るなり「ん?なんだこの人?」って顔している。
そりゃそうだよね。
見たことのない人が自宅のリビングのソファーで座ってんだもん。

「いらっしゃい!ゆっくりしてってね。」と、長男に向かって言った。
僕は家族の一員で長男をお客扱いをしてみた。
さすが長男。なんとなく空気を感じたみたいで、乗ってる。
ははは笑

と、時計を見るとツールドフランスが始まっている時間だった。
お父さんもそれに気付き「二階で見れるから見に行こう!」と言う。
お母さんに焼酎の準備を頼む。

お父さんと三男、四男は二階へ上がっていった。

「まだ飲むんですかあ~~~!?」と心の中で思いながら、
ソファーに座っていた。
と、末っ子が話したそうな顔をしている。
僕を相当気に入ってくれたみたいだ。
少し話そうかなって思った。
アドレス帳を見ながら質問をしたりして話をした。

そして、二階へ上がると何やら熱狂ムード。
「どんな感じですか?」と聞くと
「今終わったとこだよ!すごい快挙だよ!新城選手が5位入賞だよ!!」
「まじですかーーーーー!!!!」
衝撃だった。なんてことだ。
新城選手の5位入賞。

ヨーロッパでは出場することも栄誉とされるレースで日本人選手が入賞したのだ。
しばらくリプレイが放送された。

喜びが一段落するとそろそろ寝ようかという流れになり、
お父さんは部屋を後にした。

部屋にはまだ子供達がみんな残っていた。
みんなでそれぞれ別の話題で話しかけてくる。
収拾付かん!!!笑

こういう時は誰か一人をからかうのが一番!
ませた四男をターゲットにからかう。
「最近の小学生をなめちゃいけない!」と歯向かってくる。
それでも、小学生は小学生だからね。
何言われても面白い!

時計を見ると深夜一時近い。
そろそろ収拾をつけないと君達明日学校でしょう!!

末っ子に明日朝起こしてね!と頼み就寝することになった。

つづく・・・。


つぶやき。